おはよう。今朝の一言です。

そもそも、経営の合理化とは、お客様の利便性と快適性を向上させるために存在します。

ただ企業の経費削減を目的とし、お客様視点を無視した合理化は、長期的に企業の競争力を低下させ、引いては非合理に陥る事態を招くものです。

通販の問い合わせ、時には宿の問い合わせにまで音声認識対応が導入されています。

数字の１を押せとか、２をとか、この電話はサービス向上のために録音しているとか、しばらくしてからかけ直せとか。

人間のオペレーターが出てくれれば、ほんの十数秒で終わる予約確認も、面倒の極みの果てに目的も果たせないまま何倍の時間が、かかる。

社会全体で観れば、その膨大な無駄時間は社会の非合理そのものではないか！、そう歯噛みすることが多くあります。

しょせん、AIは人間の臨機応変さを持てるはずもなく、優秀な人間の機転によって提供される言葉やサービスに及ぶべくもない事は自明の理。

何時かは、臨機応変、機微に満ちたAIも生まれるのでしょうが、それは私が黄泉へと旅立ってからのことでしょう。

合理化と称する、不便な社会はしたり顔をしつつ、進むに違いありません。

正に頭の良さげな真の馬鹿が、蔓延る時代。真とはなにか、メタ合理とはなにかを、日々考えます。

何はともあれ、お客様の合理を歯牙にもかけない偽物の合理追及から、距離を置かなければならないですね。

仙台も何とも早い真夏日到来とのこと。体調をしっかり管理して、恋文に向かってください。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。