おはよう。今朝の一言です。

「生きるとは考えることである」。この言葉に触れたとき、自分とは、何も知らない存在であるという立場に立つことの大切さが、雷に撃たれるように理解できました。

無知の知を心する事は、森羅万象の全てに好奇心を持つ情熱こそ、命を生きる大元だと知ることでもあります。

「知ってる、やってる、分かってる」。

その思いほど人間を凡庸に、詰まらない存在にしてしまうものは無いと思います。

人間の輝きの喪失でもあり、無感動、無機的人間への一本道です。

歳を重ねるほど知への好奇心の火を盛んにすること。

他者に、身の回りのモノたちに、問いかける楽しさを日々知ることは、人間の輝きを生み出してくれるものです。

凡庸な人間にならないために、心がけて行きたいですね。

昨日の哲学研究会ハンナ・アーラント。

物事を数学的に無機的に処理することの怖さを改めて実感する、学びの時間でした。情の思考。

その在り方を深く組み立てて行かなければと思っています。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。