おはよう。今朝の一言です。
山笑う。ほっこりほっこり山の木々が萌だして、青空に向かって思いっきり山々が伸びをしているこの季節。
正に山々が微笑んでいるなと、車窓から目が離せない旅が続きます。

緑、そう言葉にしても、どれだけ色とりどりの緑があるのか、この季節はその多様性、自然の計らいにことのほか驚嘆します。
日本人の美意識だけではなく、人間観や人生観にも大きな影響を与えてきた一事です。
同じものなど一つもない。多様性こそが森羅万象の本質だと心に刻み、だからこそ共通了解の基盤である躾を大切にしてきたのだと考えています。

透き通るような緑の美しさ、日々その色を変え、みるみる大きくなる若葉。
叫びだしたくなるような喜びを、その成り行く様に感じるのです。
今朝も四季の移ろいを語り合う、馴染みの一本の木と春の喜びを語り合っていました。

次に会う頃は萬緑の頃。
それまでの日々の楽しみ事を語ると、頷いてくれているように風にさわさわと。

皆も通勤路の中に、語り合うことのできる一本の木を見つけてくださいね。
そしてその木を見詰め、日日の変化を感じてください。
とても楽しい自問自答のプラクティス。何より時の流れに敏感になりますよ。

４月も半分が過ぎました。時は加速していきますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。