おはよう。今朝の一言です。

自分自身の人生を、自分の意図通りに作り上げることはできない。
人生には一瞬一瞬様々な選択肢が現れてきて、その選択の如何によって、無限の新しい局面に立つことになるからです。
人生の予測不能性は本質でもあります。

とはいえ、予測不能な人生をある範囲に収めてくれる存在があります。
人財化セミナーでも話した、共通了解であり、その共通了解の元に形成されている共通世界です。
馴染みのある言葉で言えば、世間ですね。

アラスカの原野にいても、熊との間には曖昧ながら共通了解があります。
走らない、背中を見せない、目を離さない、驚かせない。
もし熊が完全に予測不能な存在で、どんな環境で攻撃してくるのか知見が皆無であったら、さすがに武装なく原野に立つことはできないでしょう。

人間と違って、熊には情がありません。
そこに最終的な不安の種は燻りますが、最低限の共通了解を基にした「アラスカの原野」という共通世界へと向かえるのです。

世界、日本、SY、アラスカに向かう仲間。
各々に存在する共通了解を大切にすることは、予測不能な未来にある程度道筋をつけることでもありますね。

そんなことを昨日は美しい南魚沼で、考えながらの一日でした。

ジムとの時間も残り一日。思索の旅を続けます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。