2026-7-13

おはよう。今朝の一言です。
藤田嗣治に興味を持ったのは多分、20歳過ぎの頃。
高田馬場で藤田の版画展を見た時だと思います。
何に惹かれたかと言えば、子猫のデッサン。
その可愛らしさに、今の時代で考えれば驚天動地、ポケットにはいっていたアルバイト金の全てで買える金額でした。
社会人になる記念に!、藤田の何たるかも知らず分不相応にも六畳のプリンスアパートの部屋に飾られることになったのです。
でも振り返って思います。
分不相応の思いっきりは、人生からの贈り物ですね。
藤田の展覧会が盛んになった2000年代以降、頻繁に足を運び、その乳白色の美に魅せられてきました。
今回の欧州の旅では、最晩年の藤田が命をつかってフレスコ画を描いた「フジタ礼拝堂」を訪ねることができました。
長谷部が社長の為に作ってくれた時間。
特別な時間になりました。
藤田の本領が遺憾なく発揮されたユニークでエロスに満ちアイロニーに溢れたフレスコ画。
正に藤田の息吹きを満身に浴びる時間は、初めての作品との出会いから今に至る、タイムトラベルの様な感覚が心に満ちました。
藤田の最後の作品に籠められた思い。
45年以上の藤田への微かな思いの大きなピリオド。
有難いランスの午後でした。
さて、七月も半ばに入ります。
まだスピードに乗れない面々を目にしますが、いい加減に!。
では、週始めの月曜日、今日もガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2026-7-13 | パーマリンク