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八海醸造株式会社様

「メーカーだから製造の現場を案内する」という従来の枠を超えて、
お客様に楽しんでもらう「場」の具現化。

Q1.
「魚沼の里」の立ち上げに
至った経緯とは?

直接的なきっかけは、平成16年に当時最新鋭の酒蔵「第二浩和蔵」をこの地に建設したことでした。
この蔵を建設した背景には、私たちが掲げてきた「よりよい酒を、より多くの人に」という信念があります。
私たちはこれまで、品質を伴いながら量も追求することで、レギュラー酒の高品質化に取り組んできました。
その結果、八海山ブランドとして広く認知していただける商品も増え、日常的に弊社の日本酒を楽しんでいただける機会も広がってきました。
実は第二浩和蔵を建てた際にも市場は縮小している中で、私たちが大きな設備投資をして新しい蔵を建てたことは相当話題になっていました。
もともと私たちは蔵を観光施設のようにする意識はありませんでしたし、商品やブランドのことを深く理解し、言葉に出来る人が案内人でなければ意味が無いとも考えていましたので、蔵の開放はしていませんでした。

一方で、有難いことに蔵の視察を希望される方が多くいらっしゃり、様々な話題となって新聞等のマスコミにも取り上げられ、絶えずお客様がいらっしゃっていました。
その状況は企業、ブランディングの面から考えれば大変有難い状況ですから、その来てくださるお客様に対して我々は何が出来るだろうか、とことん考えました。
蔵の開放はしないことを前提としながら、心から歓迎しているということ、お客様を大切に思っているということを表現できるような施設とはどのようなものか。
さらに商品やブランドのファンを維持し、より一層多くの方にファンになっていただく為には何が必要かを追求した結果、最初に出来たのが来てくれた方に酒蔵や地域の情報をお伝えしたりお酒や漬物などの食品を販売する「八蔵」でした。
そして別の所で運営していたそば屋を移店して「そば屋長森」をオープンしました。
日本酒という嗜好品をつくっている我々ですので、それに付随する商品も当然 “本物”を目指さないといけないと考えていました。
ありがたいことに蕎麦屋は繁盛し、そばを召し上がったあとには甘いものも食べたいというお声を多くいただくようになりました。
ただ、「魚沼の里」は“郷愁とやすらぎ”をテーマにした場所です。蕎麦屋で甘味まで提供すると滞在時間が長くなり、次のお客様をお待たせしてしまうことにもなりかねません。
そこでS・Yワークスの佐藤さんにもご相談しながらバウムクーヘンの店「さとや」を立ち上げることになりました。

地元で人気の洋菓子店のオーナーと「ブランドゥ ブラン」という会社を立ち上げ、そのオーナーがドイツの本格的なバウムクーヘンを目指して生地を固めに仕上げるなど試行錯誤を重ねた結果、見事なヒット商品となりました。
やはり“人が集まる”という要素は、酒だけをテーマにするのではなく、ちゃんとした主張やこだわりを持ったものを作っていけば、たとえ田舎でも人はわざわざ来てくれると実感した出来事でした。
そのことは元々佐藤さんの勉強会でも聞いていましたし、他企業の店舗なども視察し、山でさえ人が来るということもありましたので、あの7万坪を活用していくことに周囲も大変ポジティブだった記憶があります。
だからこそ、「メーカーだから製造の現場を案内する」という従来の枠を超えて、お客様に楽しんでもらうエリアをつくることはできるという自信が湧きました。
また生産設備のある場所に売店を作ったり、雪室の体験が出来る企画をするなど、日本酒メーカーだからこそお客様に紹介できるというテーマを次々と始める事が出来ました。

Q2.
S・Yワークスが
ご提供した
業務内容や進め方は?

どんなプロジェクトであっても「コンサルタントに丸っきり全部お願いする」という取り組み方ではないのが、S・Yワークスさんのコンサルティングかと思います。
もちろん自分たちのことですから、自分たちで夢を描いて歩いていく中で、コンサルタントの先生はヒントを与え、導いてくれる役目だと考えています。
コンサルタント会社のノウハウと、私たちの専門事業を経営してきたノウハウがあるからこそ、新しい世界を創ることが出来ると感じます。
そのような意味で、魚沼の里はS・Yワークスさんが大切なヒントを与えてくれたと思っています。

Q3.
S・Yワークスが
ご提供できた価値とは?

もともと自分たちの中にあった考えに対して、アドバイスやヒントをいただくことで、思い描いていた漢然とした世界をさらに広げていただきました。
佐藤塾という経営者の勉強会がなければ、恐らく私は佐藤さんと出会うことがなかったでしょう。
そこから様々なお話を聞く機会があり、佐藤塾に入会したり、ナパバレーに連れて行っていただく中で、コンサルタントというより佐藤芳直さん個人に相談をしている意識だったかと思います。
その積み重ねが自身の発想に繋がっていったことは勿論あると思います。
我々事業家というのは、常に現状に満足せず、次々に何かをやらなくてはならない立場です。
ですから様々な体験をしながら発想するということ、幅広い人の行動を見て、夢や未来を描くヒントを常に得ていくことがとても大切です。
その上で、佐藤先生は私にとって非常に重要なポジションにいることは間違いないと思います。
お金を払ってコンサルティングをしてもらうだけの関係性でない、S・Yワークスさんと取り組みをしている他社さんもそんな姿勢に魅力を感じていると思います。

“Interviewee

八海醸造株式会社様「魚沼の里」

「地域の誇りとなる場の創造」をテーマに新潟県南魚沼市開発されたスポット。
郷愁を誘うこの地の魅力を五感で堪能でき、年間30万人以上が訪れている。

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