それから20年後、初めて渡部昇一先生をセミナー講師として
哲学、文学をはじめ様々な知見を伺うことは、人生の大きな喜びでした。
知の巨人という言葉がこれ程似合う方は、いなかったでしょう。
15歳の時から40年以上、はかり知れない程遠大で、
無限に広がる知の世界を教え続けて頂いた昇一先生との別れに、悲しみは深まるばかりです。
「なぜ世界は日本化するのか」の帯に頂いた言葉が、
先生からの最後のメッセージになりました。
強いエールの言葉として胸に刻んで、微細ながら世に尽くしていかなければと、
庄内の海を眺めつつ思っています。