平日 9:30~17:30 TEL: 022-722-2007

2022-4-15

Vol.4 知っておこう!世代別思考タイプ

■いつの時代もある世代間ギャップ

 

組織に所属している多くの皆さんが感じるものとして「世代間のギャップ」があると思います。

もちろん生まれた時代や育ってきた環境が違えば、異なる考え方を持つことになります。

価値観や労働観の相違、自らの当たり前が当たり前ではない事実に、多くの方がぶつかっているのではないでしょうか。

 

そこで今回は、世代別の思考タイプというテーマで、どのように上司や部下と接してくべきかについてお話をしたいと思います。

 

まずはどのような世代があるかについて簡単にご説明します。世代は大きく以下の5つに分類できます。

 

①バブル世代(1965-1970年生まれ)


②就職氷河期世代、別名ロストジェネレーション世代(1970-1983年生まれ)


③プレッシャー世代(1982-1987年生まれ)


④ゆとり世代(1987-2004年生まれ)


⑤Z世代(1996年以降生まれ)※ゆとり世代後期と重複

 

 

経営者や幹部が多く当てはまる50代前半の「バブル世代」は、長く働くことが美徳と考えています。

また、会社に貢献しようという意識が高く、愛社精神も強いことが特徴です。

勤務時間外でも仕事上の付き合いをすることが多く、率先して仕事を優先してきた世代です。

 

 

部長職等、中間管理職の方が多い40代を中心とした「就職氷河期世代(ロストジェネレーション世代)」は、

厳しい状況下で働いてきたため、粘り強さがあります。

また、個人の力を身につけようと、専門知識を真面目にコツコツ勉強している人が多いという特徴を持っています。

 

30代後半の「プレッシャー世代」は、自分の力だけでは変えられない現実のプレッシャーに耐える力があり、

無理をせず、出来る範囲での最善を目指そうとしています。

 

20代後半~30代前半を中心とした「ゆとり世代」は、のびのび育ってきた為、素直な性格の人が多く、

仕事とプライベートのバランスを取ることを意識している特徴があります。

 

20代前半以下の「Z世代」は、ソーシャル(デジタル)ネイティブであり、多様な働き方が出来ると言われています。また、自分だけでなく他人の個性も大切にしていおり、打たれ弱いのが特徴です。

 

 

以上が各世代の特徴ですが、皆様の組織の方に当てはめてみると、共感して頂けることも多くあったのではないでしょうか。

 

様々な世代と関わる上で大切なことは、自分とは違う環境で育ってきて、異なる価値観を持っていると認識することから始まります。

自らの当たり前を押し付けるのではなく、相手を理解しようとすること、全員の違う心を持っているという事実を受け入れることが非常に大切です。

 

 

■誰もが「誰かに喜ばれたい」!

 

そして、世代間でのコミュニケーションで一番大切なことは、全世代に共通する価値観を共有することだと思います。

どの世代にも共通する価値観の1つとして、「誰かに喜ばれたい」という想いが挙げられます。

 

 

皆様の身の回りの社員の方で、本当に「誰かに喜ばれたい」と思っているだろうかと疑ってしまう方もいるかもしれません。

それは、会社や働く中で発揮出来ていないだけで、家族や友人等に喜ばれたいと思い、そのように行動しているはずです。

そのため、その想いを引き出していくことが、組織体制や日頃のコミュニケーションで重要になってきます。

 

日常の仕事を単なる作業で終わらせず、「誰かを喜ばせる仕事」に転換することが非常に大切になります。

ぜひ皆様にはご自身のお仕事や、チームで行う言葉、部下に指示をしている仕事をそのように転換すべく取り組んでみてください。

それらが組織の中に積み重なることで、全世代共通の想いを持たせることができ、一体化に繋がっていきます。

 

Written by Honoka Sato

投稿者: syworks 日時: 2022-4-15 | パーマリンク



» 一覧へ戻る

S・Yワークスの公式アプリが
遂に誕生…

スマートフォンに最新情報をプッシュ通知でお届け!最新のお知らせやセミナー情報が“いつでも どこでも”チェック可能です。

今すぐインストールする