2022-9-21
Vol.13 人から信頼される人間になる!“上手くいかない時”の過ごし方
■信頼はどんな時に失う?
普段は元気もあり、やる気を持って仕事に取り組んでくれているのに、
ここぞ!という時に仲間やお客様からの信頼を失ってしまう部下を持ったことはありませんか?
それは、”悪い時への態度”が原因!
上手くいっている時だけでなく、ツキが落ちてしまっている時やあんまり上手くいかない時こそ
丁寧に仕事に向き合う事で、はじめて”信頼”が生まれます。
<”悪い時”とは?>
「仕事やプライベートで嫌な事が続き、落ち込んでいる」時
「失敗を引きずってしまい、集中したり気分の切り替えが上手くいかない」時
「悩んで睡眠や食事が普段通りにとれず、体調を崩している」時など!
では、そんな上手くいかない時にはどんな事を大切にしていくと良いのか?
考えていきましょう。
習慣① 悪い事こそ迅速に報告を
仕事がすべて順調に進めばいいのですが、いつもそうとは限りません。
能力のあるなしに関わらず、想定外の事態や失敗というのは起きるものです。
ヤバイ!と思えば思うほど隠したり後に回したくなってしまいますが、
先輩や上司の迅速な対応が必要になるのは、悪い事態の時。
そして、若手社員では考えが及ばないほど先輩・上司の方はいくつも解決策を持っているものですね。
「迷惑をかけたくない」「自分でどうにかしないと」という気持ちもあるかもしれませんが、
包み隠さず報告さえしてくれていれば、部下の失敗をどうリカバリーするかは上司の責任。
「しっかりバックアップするから、失敗したらなんでも言って大丈夫!」と
安心させてあげましょう。
習慣② 確認する習慣をつける
「報連相」と言われますが、実は仕事を円滑に進めるために最初に身につけるべきは確認の習慣です。
仕事がうまく進まないケースを見ていると、最初の指示の時点で認識がずれていることが半分以上ではないかと思います。
指示を受けた際、「自分の認識は間違っていないか」と確認する習慣をつけるだけでこの失敗は防ぐことができます。
→確認すべきはこの3点!「①いつまでに ②どのくらいの段階まで ③何を進めればよいか」
「このようにしてね。分かった?」→「分かりました!」で終わらせず、
自分がした指示を部下の口から具体的に復唱させることで、
上司・先輩も自分の指示がどれくらい伝わっているかを知ることができます。
習慣③ 笑顔でハキハキした姿
力がなくても、経験が浅くとも、目の前の誰かに喜んでいただくチャンスはいくらでも存在します。
それが、「笑顔でハキハキした姿でいる」ということです。
しかし、自分が上手くいっていない時ほど表情や挨拶は暗くなってしまうもの。
だからこそ、「自分が」ではなく「人が」どう思うかに視点を切り替えられる様、
常に笑顔でいることから始めるよう促してみましょう。
「○○さんはいつも元気で気持ちいいね!」
そう言ってもらうことができたら、それだけであなたは信頼される人に一歩近づいたことになります。
誰も、暗い表情でボソボソと話をする人と仕事したくはないですものね。
最後に■人を育てる立場にある方へ
人財育成というのは、大変な仕事です。
楽しく働いてほしいと思いながらも、正すべきは正さなければならない。それが先輩・上司の役割です。
厳しい言葉も相手に届くようになるために必要なのは、「本当にあなたのことを思っての言葉なのだ」ということが伝わること。
会社の利益や自分の都合のためでなく、あなたに一人の大人として立派になってほしいから、これを伝えるのだ。
そんな愛情が相手に伝わっているかが大切です。
愛情を持って、立派に育てる。ぜひそんな強い意識で、部下や後輩の育成に臨んで頂けたらと思います。
Written by Daisuke Shinoda
投稿者: syworks 日時: 2022-9-21 | パーマリンク
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