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2022-7-12

Vol.8 即実践!”脱マスク時代”に向けての「笑顔トレーニング」

■マスクをしていると表情筋の動きは「1/4」に減少!?

 

皆さん、このような実験をご存知ですか?

実はコロナ前のようにお互いマスクをしてない状況と、お互いマスクをしている状況では、

なんと使っている表情筋が「1/4」になってしまうという結果が出ているのです。
※早稲田大学人間総合研究センター 菅原徹博士調べ

 

つまり私たちは、コロナ下にあった2年以上もの間、表情筋をほとんど動かせていないという状況に置かれています。

 

コロナが収束してくるにつれ「脱マスク」論争のニュースも多く取り沙汰される中、
化粧の面倒さや素顔を出す事の恥ずかしさから「コロナが収束してもマスクを外したくない!」という声も聞こえてきます。

 

しかし接客業や営業職、人と多く関わる職の方は特に、ビジネスシーンで「脱マスク」を推奨されるようになることは間違いありません。

 

その時を想像して問いかけてみてください。自分や部下たちは“満開の笑顔を作れますか?”

 

そこで今回は、「コロナ前よりももっと素敵!」と言ってもらえるような笑顔のポイントと表情筋を鍛えるためのトレーニングをご紹介します!

 

■「また会いたい!」と思ってもらえる”笑顔の4ポイント”

①目尻が下がっている
②口角が上がっている
③上の歯が見えている(目安は6本)
④左右のバランスが取れている
ぜひ写真を参考にしてみてください。

 

■表情筋を上手く動かすためには、トレーニングが大事!

この2年以上使えていなかった表情筋、急に動かせと言ってもなかなか難しいもの。

そこで今回は朝礼や朝の5分で簡単に出来るトレーニングを2つご紹介します。

 

(1)眼輪筋トレーニング
これは目の周りを鍛えるトレーニングです。マスク生活で唯一見える目元、その目元にある筋肉が「眼輪筋」です。
①5秒かけて目を見開きながら眉をグッと引き上げる
②そのまま5秒キープする
③5秒かけて、まぶたと眉をもとの位置に戻す
①~③を4回繰り返します。一見地味ですが、やってみると以外に疲れるため、しっかり効いていることが分かります。

 

(2)笑顔体操
表情筋全体のトレーニングで、多くの企業さんの朝礼で取り入れてもらっている体操です。
①「ウー」と言いながら、口をすぼませる
 ※顔のパーツを中心に寄せるイメージです!
②「イー」と言いながら、口角を最大限に横に広げる
これを10セット繰り返します。ぜひ手をつけながらやってみましょう!

詳しくは以下の動画にて紹介しておりますので、参考にしてみてください。

 

本気でこの体操をやって頂くと、頬のあたりがピクピクしてくるはずです。

 

■トレーニング後は笑顔の使い分けを意識!

朝トレーニングをした後の1日はとことん実践することが大切です。

相手に違和感を感じさせないように、3つの笑顔を使い分けましょう!

 

 

【実践編】

③作業中に!「20%の笑顔」
 口角を上げる。

②会話をする時に!「50%の笑顔」
 目尻を下げる、口角を上げる。

①挨拶をする時に!「100%の笑顔」
 目尻を下げる、口角を上げる、上の歯を見せる。

 

 

■まずはチーム全員を変えるより、誰か1人を“憧れの笑顔”に!

 

良い表情づくりを組織全体で実践していく際のポイントは、先導して全体の意識を引っ張る“笑顔リーダー”をつくることです。

 

笑顔が良い方やその素質を持っている方を決め、「素敵な笑顔といえば〇〇さん!」とか、

「お客様から良い笑顔と言われているね」とその方をみんなの前でとことん褒めてみてください。

 

そうすると言われた本人は当然自信がつきますし、「笑顔をつくることは良いことだ」と改めて認識し、周りへの影響力が高まっていきます。

 

また、表情を褒められている様子を見た他の社員も「私も良い表情をつくろう」というモチベーションに繋がったり、「〇〇さんみたいになりたい」という具体的な目標にもなります。

 

いきなり全員の笑顔力を上げようとするのではなく、トレーニングを行いながら笑顔リーダーを中心に組織全体で笑顔の輪を広げて素敵な雰囲気の職場づくりに取り組んでみましょう!

 

Written by Honoka Sato

投稿者: syworks 日時: 2022-7-12 | パーマリンク



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