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2022-8-25

Vol.11 理想の上司・リーダーが持っている“受け止める思考”

■他人と過去は変えられない!

 

部下の失敗やミスに対して、ついつい感情的になってしまうことがありませんか?
同じミスが連続すると、何故こんな失敗をするのだろう?何故出来ないのだろう?
「失敗しないように、ミスしないように教えて、打合せもしているのに」
「何度言っても、同じミスや間違いをする。何回言えばいいのだろう・・・」

 

誰しも、時間をかけて指導して、声をかけて、手を尽くしたその先に、
部下の成長を実感するという“報われたい”気持ちは出てくるものですね。

 

 

ところで、皆さんは「過去と他人は変えられない」という言葉は聞いたことがありますか?

 

過去が変えられない。言われてみればタイムマシーンでも無ければ変えられないことは納得できますが、
他人(部下)も同じくらい変えられないものなのです。

 

あれだけ毎日言い聞かせてもー?
ハイ、そうです。

 

子どもの頃を思い出してみてください。
いくら親にこれは大切だからやりなさいと言われても、その大切さに自ら気がつき、自分に必要な事だと本当に理解するまでは、
自発的に行動するというのは出来ないものですよね。

 

 

逆に考えると、本人が自ら目的や必要性に気がつきさえすれば、今まで出来なかったことが急に出来るようになる、行動が変わるということも十分有るということです。

 

■出来ることは、自分が上司として導き方をどう変えるのかということ

 

先ほどお伝えしたように、いくら言っても、伝えても、確認しても相手が変わらないということは、
相手にとっては、伝わってない、理解できない、納得できていないということです。

 

 

それはリーダーと部下双方のコミュニケーション不足から引き起こされることで、
出来ない部下だけに責任があるということは決してありません。

 

 

でも、こんなこともありませんか?具体的な業務を伝えた際、
元気よく「分かりました!」という返事。メモもしている。納期も確認した。
数日後に蓋を開けてみれば、全く違う現実があった、、、!

 

 

特に相手への共感力が高い今の“Z世代”は、本当に分かった・分からないはさておき、
教えてくれた相手に対してついつい「分かりました」「そうですよね」と
共感の返事をしてしまう傾向があります。

 

 

しかし、相手の言葉を自分の都合の良いように受け止めてしまうことは、
それもリーダー自身の確認不足やコミュニケーション不足に他ならないということです。

 

 

「基本的に、伝わらないものだ」という前提で自分を疑うこと、相手受け入れる事が大切です。

 

 

伝わらないからこそ、どうすれば伝わるかを考え、行動するのです。
部下からすれば、失敗したくてしている人など居るはずもなく、
言われたこと・やるべきことをこなしてリーダーの役に立ちたいと思っているはずです。

 

 

■リーダーの仕事は、部下を成功させること

 

ここまで読んでくださった方は、「うわー、リーダーって大変だなぁ、やりたくない」と
感じてしまう方もいらっしゃると思います。

確かに、大変であることは間違いありません。

 

 

何故なら、本来リーダーの仕事とは「部下を成功に導く」ことだからです。

諦めることなく、「部下を成功させるためにどうするのか」を考え、それを実行すること。

 

「何度言えばわかるのだろう」で終わるのでなく、何万回でも言い続ける覚悟と、どのように言葉を尽くせば分かるのかを考えることが大切です。

 

 

■まずは、長所を言葉にしてみることから!

 

さて、ここで実践編です。
人の短所と長所は全くバラバラに存在する訳ではなく、短所は長所の影・表裏一体と言えるもの。

一度、自分の長所と短所でもイメージしてみてください。

 

例えば短所として言葉にすれば「行動が遅い・悩みすぎる」という性格だったとしても、
長所として考えれば「短絡的でなくじっくりと考えられる」力として発揮することが出来ます。

 

 

あなたの部下や後輩はどうでしょうか。
一見「この人は良い所がないんじゃないか?」と思ってしまったとしても、一度長所に言い換えて言葉にしてみましょう。

 

<短所を長所に言い換えるトレーニング>
・自分の意見を言えない→他人の話や意見を聞き、受け入れられる
・融通が利かない→約束やルールを守る
・計画性が無い→臨機応変に対応できる

その上で、短所をどう無くすかではなく「長所としてどう伸ばすか」と考えてみてくださいね。

 

■どちらが理想の上司?

 

最後に、部下の目線に立ってどちらが理想の上司か考えてみましょう。

A:欠点や失敗の指摘ばかりして、自分の指導は間違っていない、出来ない君が悪いと言う上司
B:自分も気付かなかった長所を見つけてくれ、ミスをカバーするように言葉を変えて成功まで導いてくれる上司

 

 

誰もが、Bを良い上司・かっこいい大人だと思うのではないでしょうか?

例え時間をかけ、言葉を尽くして教育した部下が異動になったり転職してしまったとしても、
上司のあなたが尽くした時間は無駄ではなく、憧れの上司・理想の大人に近づいた自分がそこに居るはずです。

 

 

確かに、上司・リーダーになって人を育てるのは大変。
しかし、それを任されるだけの信頼と評価がすでにあるのですから、
これを機に相手を受け止める上司の流儀を身に付け、自分自身を変えてみましょう。

 

Written by Kotaro Kasai

 

投稿者: syworks 日時: 2022-8-25 | パーマリンク

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