おはよう。今朝の一言です。

昨日は、バトン研第二期のスタートでした。バトン研究会は、北海道定山渓を車で走っている時に、数分の内にまとまった企画です。

後継者育成学校は手渡される人間の自覚と覚悟を伝える場、しかしそれ以上にバトンを手渡す側の自覚と覚悟の方が大切ではないか。

もちろんそれは、私自身への問いかけでもあり、私自身の自覚の在処を訪ねるプロセスでもあると、その時から思考し続けています。

第二期のメンバーは本当に多様性があって懇親会も盛り上がりました。

人生は始まりと、終わりだけは分かっています。

その始点と終点を結ぶ線は、正に人間の意志一つでありその意志を司る情の如何によって、蛇行もすれば、逆行もするもの。

人間は直線を望むものでしょうが、なかなかそんな奇跡は起こるはずもなく、意図せぬ大蛇行の時期もあるものです。

地図の無い冒険が人生である以上、意図せぬ蛇行の連続が人生そのもの。

まして経営は、その蛇行を生み出す人間との出会いや、決断の機会、迷いに溢れています。

経営者を生きる。それが経営者の人生のテーマ。

最大のイベントは、経営者になったその時ではなく、手渡す時にこそある。

葛藤や迷いや、悩みが生まれてくるのは当然の事で、そのあらゆる想定をしつつ人生の通過点を定めておくことが大切なのだと、昨日も語ったつもりです。

第二期に、どんな思索を重ねられるのか、楽しみです。

今日は、札幌に向かいます。世の中には夏休みや、三連休目前のウキウキ感が漂っているようです。

今年の夏。大切に過ごしたいですね。

では今日も一日ガンガン学びましょう。