おはよう。今朝の一言です。

自分の時間、他人の時間、みんなの時間。人間はどんな時も、この三つの時間を生きています。

質化とは個別化すること。つまり人間が自分の時間を生きる比率が高まるということです。

大衆から個衆へとマーケットのベクトルが80年代から変わるなかで、様々な「家族みんなのもの」が「私だけのもの」に変わっていきました。

TV、電話、部屋、ウォークマン…。本来家族は、空間と時間を共有し、一人一人がみんなの時間を生きていたものです。

スマホが普及し、食事をしている時でも、家族は一人一人が自分の時間を生きるようになりました。

空間には一緒にいるが、時間は共にしていない。それが普通の風景になっています。

小人とは、閉じた個で、今と自分だけに生きている存在であると定義していますが、今や多くの人間は閉じた個として、自分の時間だけを生きているようにも見えます。

仕事とは、みんなの時間、他人の時間を生きること。

自分の時間に没入したくても、突然他人の時間やみんなの時間を生きることを、求められます。

小人には、それが難しいのだと思います。

時代の潮流はますます、時間と空間の共有を難しいものへと変えていくでしょう。

感性を共有するには、時間と空間を共有すること。それが言葉という直観を、理解し合う入り口です。

今日から、お客様をお連れして、ナパに向かいます。

ツアー開催は三年ぶり。同じ空間、同じ時間を親しい方々と共有し、言葉を交換し続ける。

その日々は、圧倒的な学びの時間。楽しんできます！。

留守中、よろしくお願いしますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。