おはよう。今朝の一言です。

 

小さな季節の変化に思いを馳せる。足下の小さな花に心を寄せる。誰かの言葉の変化を心に留める。

 

情緒とは、心が動くきっかけやその入り口の在り方の事ですが、人間の心の動きは一人一人全く違うものです。

 

雨音を聴けば、憂鬱になるのは多くの人間にとって同じでも、その憂鬱さを情緒に変えることができれば、紫陽花の姿や薔薇の香りが心に映るものです。

 

どれだけ情緒を発動できるか。

 

日頃の情を発揮する機会の多さは、その人間の日常の過ごし方に左右されますし、幾つになっても情緒は芽生えてくるものだと思います。

 

日本人は、小さな移ろいを言葉にし、和歌や俳句に籠める事を日々の嗜みとしてきました。

 

言葉にしなければ、ただ流れていく日常を、言葉に留める。

 

それは、心豊かな日々を自ら生み出す素晴らしいプラクティスでした。

 

言葉にする。どんな時も大切にしたい、私たちの風流ですね。

 

では、今日も一日ガンガン学びましょう。