おはよう。今朝の一言です。

12月のニューヨークから日本に向かう便は、夕焼けを追いかけて、高度1万mの落日を長い時間楽しむことができます。

JFKを飛び立ち、北極圏を通過しアラスカ上空を過り、アリューシャンに出るまで、成層圏の夕焼けは、それは見事なものなのです。

空と大地。人間は大地にいて、神が住まいする大空に様々な物語を描き、憧れを言葉にしてきました。

この百年ばかり人間は空への憧憬を、小さな飛行機で手の届くものへと換え、美しい光景のほんの一コマを手にすることができました。

静かな機内は、眠りに落ちる人、映画に夢中になる人、機窓に目をやりこの美しいドラマに感情を委ねる人はいないようでした。

どんな美しさも、観なければ、ないもの。美は観る人がいて、初めてそこに存在するのです。

何よりも、私たちの脳が、その一瞬を美しいと感じる様に仕立てられていることに、何時も感動します。

西へ西へ。極東の母国に向かう飛行機の中での15時間近い時間。それは正に意識を向ければ、リアル・ステージそのものです。

留守中、ありがとうございました。そして社長室の長谷部と島田、ご苦労様でした。学び多き五日間でしたよ！。

未来に向けて。視野を広げ、視座を高めて進まなければと思います。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。