おはよう。今朝の一言です。

ニューヨークでの五日間。三年前に人間性価値中心主義と言葉を発した5番街54丁目の交差点に立てば、

その時と同じような光景が、そこにはありました。仮想空間に出会いや楽しみを求め続けた二年半。

人間は、メタバースに生存する時間が飛躍的に増え、様々なペルソナを持ち、

現実に生きるという意味を、劇的に変革しています。それが進化なのか、何かの終息点に向けた退歩なのか。

サッカーワールドカップへの熱狂や、5番街に溢れる人々の熱情。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーに群がる人々には屈託がありません。

人間の手技や個性の現実的な発揮に、大きな付加価値が付くのは、仮想空間、

仮想現実へのアンチテーゼなのだと、2023年四月のグランドオープンを待つTIFFANY仮設店舗では、

痛感しました。人間足る所以。結局、そこに人間は立ち戻る。

リアルなステージを自分自身持ちたいと願い、そこに理想とする人間性を表現したいと

行動する事になるのでしょう。リアルの中のメタバースであって、メタバースの中のリアルではない。

その当たり前が理解されている限り。コロナ禍が生み出し一気にテクノロジーが加速させた世界に、

理想を語り続けなければならないと、強く実感したニューヨークステイでした。

ニューヨークは雨もあがって、日本への旅立ちも雨上がりの朝です。

随分と寒いようですが、サッカーに熱狂する日本に帰ります。留守中、色々とありがとうございました。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。