おはよう。今朝の一言です。

昨日は半年ぶりに松陰先生を語る機会を持ちました。

学ぶ度に、語る度に、松陰先生の言葉の奥底にある優しさと激しさに、心が炎を立てるように、沸き立ちます。

志は、磁力を持つ。様々なコンサルティング現場で発信してきた言葉ですが、そもそも志とは何か。

松陰先生の言葉に、その入り口を巨大な岩肌を撫でるように探す時間を、これまでにどれだけ過ごしてきたでしょう。

10代の多感さと同じような鋭敏さは薄れ、知識と経験値だけは積み重なって、鈍重な思考に陥ってはいないか。

年に何度となく、松陰先生語録に眼を落とし音読し、言葉を溶かすように心に染み渡らせる。

そんな原点に立ち返る時間が、ことのほか私には必要だと、思っています。

良心は時に曲がるもの、志は忘却するもの。

それが人間の性だとすれば、丁寧に辿ることのできる言葉を持つことは、有り難いことですね。

今日、明日は、講演に向けた思索ではなく、人生の喜びに心を向ける、そんな思索を重ねたいと思います。

秋空を友にして。

では今日も一日ガンガン学びましょう。