おはよう。今朝の一言です。

日本の一人当たりGDPの下落が国力衰退の象徴として語られます。

もはや先進国とは言えないとの言葉も、頻度多く目にする事が多くなりました。

相変わらず、GDPかという思いと、人口が多くとも高齢化比率の飛躍的増加を考えれば、当然の傾向なはずです。

注目すべきは、国民一人当たりの、個人純資産だと、考えています。

一人当たりGDPが下落していても、個人純資産が大きく伸長し、世界トップレベルに到達している事実は無視されています。

アメリカと違い、貧富の差、ジニ係数が小さい日本にとって、一人当たり純資産の大きさには、有意の意味があります。

日本国の対外純資産も世界最大です。

課題先進国と言われる日本にとって、新たな豊かさの捉え方も必要なはずだと思います。

GDPが世界三位という事実も大切な指標ですが、豊かさの計り方を自分達の頭で考える。

それもビヨンド・CORONAの素養だと強く思います。

何より、ダメ論を中心とした論説に確かな足場を持った持論を持つこと。大切にしたいですね。

昨日の東京は、夕方、猛烈な雨が降りました。

その、数刻前の空は、まるで北斎の描いたような竜雲が渦巻いて、暫し見とれていましたよ。

自然の造形。心が震えますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。