おはよう。今朝の一言です。

蝦夷梅雨という言葉があって、梅雨がないと言われる北海道でもこの時期に長雨が続く年があります。

今年は、その当たり年で、先週から雨が多く、昨日も降ったり止んだり。

この季節ならではの、透明な、吸い込まれるようなブルースカイを目にはできませんでした。

残念と思っても、この天気も正に蝦夷の悠久の自然そのものです。

人間には、先入観があって、その先入観が現実を仮想にしてしまう事があります。

例えば、髭のある私の顔をあって当たり前と見続けていれば、剃った後も剃った事実に気がつかない。

えっ！、髭剃ったんですか！？と何回か会っていても、１ヶ月以上経ってから驚愕する事は当たり前の、事実なのです。

つまり、事実以上に記憶、現実の実在よりも仮想が私たちの思考の起点になりやすいのです。

先入観とは、積み上げられた記憶そのもので、人間とは記憶であると言葉にする所以でもあります。

その記憶には、遺伝子に書き込まれている、先祖から手渡された記憶、超潜在意識(超意識)もあると思います。

いわば、直観として発揮されるものです。

佐藤君は、ルール化能力だけは凄いなぁ、と、船井先生に幾度か言われたことがありました。

ルール化能力とは、幾つかの事例を統合して、一つの共通するもの、つまり普遍的なルールへと導く力の事です。

どうすれば？、とよく聞かれましたが、目の前の事象を凝視して、過去へと記憶を辿ること。そう答えてきました。

それは時には、超意識への瞬間的な旅なのかもしれませんね。

確かに天気の予見も、立地の決定も、戦略の選択も、ルール化能力を下敷きに、あとは事実で検証する。

それが一つのプロセスになっていると実感します。

まずは、事実を凝視し、真実を見つけることからですね。

さて、今日は北海道らしいスカイブルーに包まれる一日になりそうです。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。