おはよう。今朝の一言です。

クローゼットも、すっかり夏仕様になって、気分も夏気分。衣更えを何時するかも、天気図との楽しい相談事ですね。

もちろん立夏を過ぎて、冬仕立てのモコモコを着ているのもみっともないものですし、

ファッションは少しの痩せ我慢という原則に則れば、立夏の少し前に。

そう考えても、札幌の次の日は博多、次の日は東京などというスケジュールが当たり前ですから、頭を悩ませる事もしばしばです。

今年は、東西の気温の逆転現象が続き、余計に頭を悩ませる初夏の始まりでした。

夏物を次々にクローゼットに運ぶと、ナパやらサンフランシスコの風が恋しくなります。

これは、メルカさんの所で着ていたな、これはダイヤモンドクリーク、これはサウサリートで寒い夕方だったな…、

等と思いに耽りながらの衣更えは数時間に及びます。

人間とは、記憶である。自らの言葉を思い出して、物とは記憶に紐付いてこそ価値があるのだと再認識したり。

衣更えから十日ばかり経ち、不思議なもので、生活スタイルもすっかり夏バージョンに切り替わりました。

多少肌寒くても夕方にテラスに出て、ぎんぎんに冷やしたソーテルヌを震えながらも楽しんだり、シャルドネからソーヴィニヨンブランへとセラーの並びが変わったり。

やはり季節感は自ら創るべきものですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。