おはよう。今朝の一言です。

自分は何者なのか。その自覚は正にアイデンティティへの目覚めで、

自分という個が何に繋がっているのか、その自覚を何処までの時空へ広げることができているか。

人間の器量は、その自覚の距離によって決まるものだと、思います。

生きる意味も、目の前にやってくる困難も、人生の歓喜も、その自覚を覚悟へと変える為の道標で、

如何にその意味を知るべく自問を深めるかが、強靭な覚悟を生み出すエネルギーなのだ。

そんな事を、強く教えられる時間を昨日は過ごしました。

自覚の距離は、子供の頃は家族や友人の範疇でしょう。

思春期から青春期に家業や血縁の由縁、歴史、時には故郷の風土に思いを巡らすなかで距離は伸びていきます。

誰の心にも、その思索の途上で自分の命の役割に気づくセンサーが埋め込まれているのですが、

自分と今に拘りすぎていれば、いつまでも、そのセンサーのある場所までたどり着けない様です。

覚悟はあるか。時に自問したとき、覚悟の揺らぎがあるとすれば、自覚への旅路が未だ途上なのです。

自覚と覚悟。その連鎖の美しさに感激し、知らずに涙が零れる時間。

素晴らしい出会いは、人生の宝だと心から思います。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。