2021-6-17
今日の一言 06.17
おはよう。今朝の一言です。
戦後、GHQの明確な方針もあって、日本の古代史には、唯物論的史観が強く導入されました。
神話は否定され、文献に在ることだけが、真実とされたのです。
この30年あまり、神話の実在性が証明される発掘が続き、その唯物史観は否定されつつあります。
荒神谷遺跡、出雲大社心御柱、雄略天皇の存在証明。
不思議なもので、戦後の僅か70年あまりで日本人の精神性は忘れ去られ、新たな発見も論議されることは稀です。
歴史を学ばない民族は滅びる。この言葉の真は、唯物論よりも伝承文化の真実に目を向けよとの意味だと考えます。
今日は歴研、大国主の呪い。
日本の国は、ユーラシア大陸の東端、正に日の出る所にあります。
光は東方より。キリスト教の言葉を証明するように、大聖堂は全て東を向いています。
その東の涯にある日本列島へ向けて、ホモサピエンスは旅を続けました。
最終地点は、常陸の國、今の茨城にあります。
氷河期から縄文海進、スンダランドの海没、喜界トラフの史上最大の噴火、紀元前の富士山の山体崩壊。
その自然科学的思考を、二万年前から紡いでいくと、神話の正統性に思い至ります。
今日は、二万年の歴史を語ることになりそうです。
それは、人類の憧れでもあり、苦難の歴史です。心新たに、講演に臨みますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2021-6-17 | パーマリンク