おはよう。今朝の一言です。

半月の入院生活は、なかなか学びと気づきに溢れた時間でした。

これだけ口数少なく、狭い空間に閉じ籠り、時に痛みと向き合う時間は、滅多に体験できるものではありません。

孤独の上質化と言っている訳ですから、如何にその時間を自ららしく過ごすかは、随分と考えました。

なんと言っても最初の治療計画では三週間が最短との事でしたから、

覚悟を決めて時に向き合わなければ、ぼんやりしてしまいます。

照明、香り、音、椅子、もちろん書籍に映像。そして思索するテーマをカバン一杯に詰めて病室へ。

随分とムードがありますね、こりゃ何時もの病室とは思えんな、等と回診の時に言われましたが、

やはり環境は、どんな時も、自ら作り出さなければと、思います。

まして心が病人になったら、本当の病人。回復までの時間もかかる事になるでしょう。

手術当日、ベッドに張り付けだった術後二日目、三日目以外は、消灯までベッドに横になることは、極力しないとも決めました。

もちろんそれができたのも、先生、看護師さん、そしてみんなの、お陰です。

何が正しいか、何が間違っているかよりも、まずどう在りたいかを考えることは大事だなと、改めて思います。

そうできるかどうではなく、まず思う事、そして、やってみることですね。

何はともあれ、留守中、本当にありがとうございました。

すっかり元気！、というわけにもいきませんが、元気ですよ。病人の学びは、また会議の時にでも。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。