おはよう。今朝の一言です。

圧倒的リーダーシップを発揮するリーダーには、反作用の側面も存在するものです。

その、反作用を上手く収拾するのが側近であり、No.2。

安倍さんには、良き側近が、最後まで居なかったのだと、退陣記者会見を観ながら思いました。

マスコミの詰まらない、時には下らない質問に丁寧に答える姿を観ていると、

2012年当時の日本人の言葉にできない絶望感を思い出しました。

失われた20年と揶揄され低迷を続ける経済、米中接近の中で没落する存在感、原発対応への焦燥、蔓延する自虐史観。

何よりも中国の台頭に脅かされる安全保障。全てが日本人の誇りを傷つけるファクターでした。

もちろんその全てがこの7年間で薔薇色に変わったわけではありません。

しかし、根拠に乏しくとも、日本人としての小さな誇りの再度の芽吹きを得られたことは、間違いない事実です。

国際的な視野を持つ一強と言われたリーダーを失う。

混迷を深めるコロナ下において、その心細さや喪失感は、アンチと称される一部言論人やマスコミ人にもあるでしょう。

いきなり、正念場。

私たち自身、私たちの国の未来を、より深く考えるときですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。