おはよう。今朝の一言です。

梅雨寒という言葉がありますが、正にその言葉を実感する日が続きます。

南北に圧倒的に広がる日本は、季節の端境毎に暑い寒いが極端に異なります。

西日本は真夏日、猛暑日。東日本はセーターが必要な一日という状況に私たちの国土の広がり、

そして情緒を、感じます。人間の情緒は生活する風土によって育まれ、受け継がれていきます。

気候の有り様と、その気候によって作られる植生に私たちの思考も左右されるのです。

人間の細胞は、その、大地の地力によって今の姿に作られている。

だからこそ、日本人の有り様は、地域によって違って、それが日本人の多様性に繋がります。

一方で厳しくも美しい風土と豊かな水源の恵み、緑滴る植生が穏やかで深い思索を好む同質性も

造り出したと思います。異質さよりも同質性に目を向ける日本的特性は、

世界的視野で観ても面白い特性です。

私たちが生きる風土を深く学びながら、その個性の大元を心に刻みたいですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。