2019-7-10
今日の一言 07.10
おはよう。今朝の一言です。
茶室での時間は、何もないが、在る。その感覚を研ぎ澄ます時間です。
質素な空間に確かに存在する亭主の心を、小さな茶碗の断面の中に観る。
その奥底には、人間の真が深く沈殿していて、人間同士、繋がっている意識のようなものを
感じるものです。夢の中で、海を見下ろす茶室に座り、そんな会話をしていました。
海の爽やかな風すら感じる、不思議な夢でした。
侘びという言葉を、最近何度となく発信していますが、それはアラスカの原野での
時間での感覚でもあります。不足するなかに、心の充足を観る。
人間の本性として、弱者として大自然に身一つで放り出されれば、自ずと感性が高まり、
風の中に何者かの気配を探ろうとするものです。
侘びの、一つの側面を表す事象でもあります。
自らの感性の在り方を、考えられる時間を過ごしたいですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2019-7-10 | パーマリンク
