おはよう。今朝の一言です。

今朝はせせらぎの水音、蛙の鳴き声で目覚めました。

この季節、何といっても蛙の合唱に包まれる幸せは、この上ないものです。

子供の頃の仙台市小田原は、小田原田んぼと呼ばれるほどの農村地帯の名残が、あちらこちらにあって、

少し歩けば、広大な田園の真っ只中。田植えが終わった頃、遠くから蛙の大合唱が聞こえてきたものです。

茂吉の、遠田の蛙(かわず)天に聞こゆ、

という一節が時に口をついて出てくるのも、幼少期の記憶からかもしれません。

一晩を過ごしたあさばの新しく造作されたこの部屋は、過去に経験した世界中のどの部屋よりも、心地よく、

亡くなられた、女将愛子さんの面影を彷彿とさせる佇まい。

粋とはなにか。その答えが凝縮された空間と設えです。

最高峰を革新し続ける。その意志の高さを教えられた時間になりました。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。