おはよう。今朝の一言です。

歴研が今日からスタートします。国民として、自国の歴史を知り、歴史に学ぶことは、

未来への大きな遺産でもあります。民族にとって、継承すべき垂直軸は歴史であり、

祖先が築いてきた日本という社会資本の正体だと思っています。

戦後、悠久の歴史の中で築かれてきた日本人の特性、誇り、在り方を語ることが、

タブーとされる時期が長く続きました。もちろん日本人の負の遺産も、悪癖も存在します。

意思決定の鈍さや、アバウトさで多くの人命や資産を失う事も度々歴史のなかに現れてきます。

その負の側面すら、しっかり学ぶことは忘れられているようです。

同時代を横の連帯、コミュニティ、デジタル結合で生きていく、つまり水平軸は年々新しい形へと

変態しながら進化しています。しかし水平軸と垂直軸がクロスする、

今、という座標が至って曖昧だと感じます。結果、改革のベクトルも未来戦略構築も、

その進化の方向軸も定まらない事態を招いているのではないか。

その思いは、次世代への危機感と共に年年歳歳強くなります。

歴研は、そんな思いを率直に伝えていく場にしたいと考えています。

もちろん経営コンサルタントとして、常に経営に活かしていく視点は忘れずに。

私自身、新たに学びを深めていきます。子供の頃、夢中で読んでいた偉人の物語や歴史絵巻。

全てが今、ここに繋がっていたのだと少しの感慨もあります。

張り切って、役割を果たします。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。