2018-5-7
今日の一言 05.07
おはよう。今朝の一言です。
梅が咲いて桜が咲いて、桃や李、林檎の花が咲き渡る。
春の一刻は、あれよあれよと見惚れている間に過ぎて行きます。
小松島の庭は、石楠花が見事に花開いて、地面によく目を凝らすと、
鈴蘭が可愛らしく花を着けていました。
五月も中半、野いばら、躑躅そして山法師がたわわに白い花を咲かせれば、
もう夏の入り口になります。春夏秋冬の楽しみ方を、ああだこうだと考えて、
設計をした小庭ですが、年と共に、楽しみ方が変わってきている様に感じています。
どのように、と聞かれると答えにくいのですが、小さな芽吹きを感じとる楽しさ、
ときめきでしょうか。柏の木は新芽が出るまで、朽ち葉をつけたままで春を迎えます。
さて、何時朽ち葉が落ちるかなとやきもきしていると、
あっという間に柔らかな幼葉に変わっている事に気づきます。
それからは、一日一日若葉に覆われ、枝が延びて、正に目が釘付けです。
風呂から見上げる柏の木。この季節の一番のワクワクです。
人間の感性は、自然に入ることによってのみ、養われる。
人間の知識や知恵では作り得ない自然の造形美や、時間の魔術。
その素晴らしさに心惑う中で、感性の新たなアンテナが生まれるのでしょう。
そんな意味で、四万十研修は、新入社員にとって、大切な機会です。
今朝は雨。残念ながらカヌーは難しそうですが、山里の雨音は懐かしい思い出を
呼び起こしてくれる旋律に思えます。今日は語り合いの時間を過ごせそうです。
では今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2018-5-7 | パーマリンク