おはよう。今朝の一言です。
「知識」と言う言葉ほど、気をつけなければならない言葉はないと、何時も思っています。

知とは、頭で分かると言うこと。
あぁ、そう言うことね！、わかるよ！、それが知です。
一方の識とは、体験から学ぶ、体験のなかで気づいたことです。
つまり知識とは、頭で理解し、経験で身に染みる学びの結果を指すのです。

私たちの仕事は、言葉の質量を高めていく中で発揮されるものです。
とするならば、正に知と識を兼ね備えた日々の思索の結果として、できる仕事だと思うのです。

熊の問題にしても、アラスカで35年以上熊を観察してきたからこそ言える世界観です。
経営コンサルティングに携わり45年が経過しようとしています。
経験上こうだ、私の経験では、その言葉は極力発しないようにしています。
経験は常に陳腐化し、自分を縛る鎖になるからです。

しかし、その経験の地層から生まれてくる言葉には識がある程度含まれているはずです。
一つのSYの資産かもしれません。
もっともっと活用してくれたらなと思い忸怩たる心境になる時もあります。
経営コンサルティングは経営者の人生そのものに寄り添い、伴走する仕事。
多少の社会知と人生識は不可欠なのかもしれません。

さて、今日は大クリスマス会です。
一年で皆が心を解放する一時なのではないかと、思います。
心から準備隊に感謝しつつ、楽しんでくださいね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。