おはよう。今朝の一言です。

生駒山から登る朝日を観ると、思わず手を合わせたくなります。

生駒山の向こう側は、明日香。

万葉集をポケットに入れて、花盛りの季節に旅をしたのは半世紀前のこと。

とても朗らかな気分で一日中歩いては、和歌を口ずさみ碑に触れた良き記憶です。

あんな旅をまたしたいものだと、願っています。

あと一週間もすればニューヨーク。

今年も随分と旅を続けました。幸せなことですね。

思えばふらりと小さなボストンバックで時刻表を伴侶に深夜の上野駅に行き、気ままに夜行列車を選んで旅に出る。

夢の様な時間だったなと思います。

選ぶ回数が多かったのは、日本海に向かう夜行急行「鳥海」。

もちろん木製直角椅子の四人がけ。

うとうとしながら朝を迎えると、目の前に日本海が広がっていて、さてどこで降りようかとぼんやり考えワクワクしたものでした。

そんな旅を願ってもできない時代。

我が身を振り返っても、もう無理だなあと苦笑い。せめて夢の中で。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。