おはよう。今朝の一言です。
「先生、只今帰りました」。松陰先生生誕地に到着すると、思わずそんな独り言を発
している自分に照れ笑いしてしまいます。

松陰先生が人生の過半を過ごした、団子岩の樹々亭跡。

そこに確かな松陰先生の息吹きを訪ねる度に感じます。

遥かにお城山と日本海を眺める地。
人間の壮大さはやはり育った環境に大きく影響されるものだと感じる場所です。

何を語るのか？。何時も松陰セミナーに向かう時、心が語りかけてきます。
考えてみれば半世紀にわたり語りかけてくれる、師でもあります。
その歳月を考えれば右も左も分からぬ稚心の時代、人生の謎に悩む思春期青年期、そ
して大人の仮免許を取った頃、松陰先生にただひたすら質問を重ねた時代。
様々な心模様を投影し続けてきたのは、松下村塾の建屋よりも生誕地だったなぁと思
います。

木々のざわめき、碑の鈍い光、遠くに輝く海。

何故か感じる懐かしさ、遠くから潮騒のように聴こえてくる人々のざわめき。
一瞬その場にたった一人で存在している感覚を昨日も感じることができました。

今日は知覧に向かいます。

張り切って臨みます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。