おはよう。今朝の一言です。

「理想には、高い理想とそうではない理想がある。では、高い理想とは、何か？」。
小河二郎さんと、よく議論したテーマでした。

今だけ、自分だけ、お金だけ。そこから離れる。
それがスタートラインに立つということ。

そのスタートラインから、どれだけ離れた地点にいるのか。
言葉を変えれば、その引力圏内から遥か離れた無重力の世界を
銀河中心に向かって光速で移動できているか。

「先生は詩人ですなぁ」、とあの懐かしい笑顔で応えてくれた日をよく覚えています。
秋の午後の斜光が美しい時間でした。

今だけ良ければ、自分だけ良ければ、人生、やはりお金でしょ。
時に、そんなループに陥るのが人間。
同時にそれではいけない！、とそんな自分自身から距離を取ろうとするのも同じ人間。

その振幅の中に生きるものなのかもしれません。
だからこそ、自分の描く理想を高みへ高みへと笑顔で引き上げていく日々が大切で愛
おしいものと、思えるのでしょう。

そんな対話をする一時がどれ程贅沢な時間だったか。
日々の営みの中に、そんな対話が時には生まれているのか？。
みんなの顔を思い出しながらふと、考える事があります。

小さな自問でも良い。
自分を無重力圏内置く一時を持ってくださいね。

早くも週末。
正に光速で日々は過ぎていきます。
努々怠ることの無いように。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。