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2025-6-24

今日の一言 6.24

おはよう。今朝の一言です。

初めてサンフランシスコからサウサリートへと、フェリーで向かいました。

それは、もう43年前の事。

サンフランシスコの摩天楼を見送りながら、通勤帰りのアメリカ人たちとの小さな旅。

隣には難しい顔でjazzを口ずさむ大浦さんが居ました。

ふと気づくと船の前方を大きな鳥が集団で横切っていきます。

鶴でもない、もちろんイーグルでもない、美しい飛行姿勢の編隊に思わず手を振りながら、

「大浦さん、あの鳥は何ですかね?」、と訊ねると

「お前も物知りのようでアホやな、あれはペリカンやで」と教えてくれました。

その時の驚き、あれがペリカン!。

ペリカンやで、その時の嬉しそうな声と表情が心に刻まれています。

それから43年。

大浦さんと数時間過ごした美しいサウサリートで、時を過ごすことがナパへの旅の最終日、

心が求めるルーティンになりました。

アボブタイドという小さな宿のテラスでワインを楽しむ。

遠くに霞むサンフランシスコの街の姿、アルカトラズ島の物語もワインの友ですが、何よりもペリカンの美しい飛行姿に夢中になってしまいます。

ペリカン!。悠々と飛行する編隊を目にすると、不思議にそのペリカンの視線になっている自分がいます。

きっと天に帰る時、一瞬ペリカンになってサンフランシスコ湾を飛ぶのだろうなと、思いながら。

さてニューヨークからナパ、十日間の旅が終わります。

いま、このメールはアボブタイドのテラスで、ペリカンを目で追いながら打っています。

これだけ身体が不自由な社長をケアしてくれた、内藤と長谷部に万感の感謝を捧げながら。

なるほど、こんなこともできなくなるのか?。

それも新しい自分自身の発見でしたよ。

学びも歓びも胸に日本に帰ります。

留守中、ありがとうございました!。

では、サンフランシスコ空港に向かうことにしましょう。

15羽のペリカンの編隊が東から西へと、さよならを言いながら飛行していきます。

「またね」!。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。



投稿者: syworks 日時: 2025-6-24 | パーマリンク



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