おはよう。今朝の一言です。
人間の憧れ。それは歴史によって紡がれてきた人間の物語にこそあります。

あらゆる不可能、越えられないと思っていた壁、挫折を乗り越えて理想を再度目指そうとする姿。
そこに人間は惹かれ、共感し、自らの勇気へと転化して行くのです。

成功物語の陰には、その何倍もの忘れられた敗北者の残影を感じるからこそ、
余計その成功ストーリーに潜む努力と生き方による幸運を感得するのだと、
TIFFANYランドマークのblueboxカフェの喧騒に身を置きつつ感じた事です。

ニューヨークの三日目は、町を歩きつつ繁盛店、定点観測店を観察しました。

酒田の大商家本間家には、相場に対する大切な家訓があるのだと聞いたことがあります。
「旗は風を受けてはためくが、風が起こった瞬間まで旗は萎れている。
風が起こるその刹那、旗が起き上がるその時を掴むのだ」。

もちろんその逆も言えるわけです。
「風が止む、その寸前まで旗は雄々しくはためている」。

時流を読むとは、正にその極意を心にして風を感じることでもあるのです。

磨き抜かれた定番、懐かしきdesignの流儀、等々。感じることが多くあった三日間でした。
また半年後この街に何を感じるのか。楽しみです。

サンフランシスコは快晴。

カルフォルニアの青い空が迎えてくれました。

明日からのナパの友人たちとの再会に備えて、今日はゆっくり過ごしますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。