おはよう。今朝の一言です。

ニューヨークで流通を語ること。

系統的に、且つ体系的に流通の歴史を語る。

考えてみれば1982年の６月、ロサンゼルス・サンフランシスコ流通視察ツアーには、400人の参加者か集いました。

アシスタントとして夜寝る間もないほど雑用に振り回されましたが、バスの中では担当コンサルタントの代わりにマイクを握る事も多々あって、それなりに日本の流通史との比較などを語っていたように思います。

翌年からバスを任されるようになり、相当時間、アメリカ流通論を学び言葉にするプラクティスを積みました。

大切なことは、ミクロを語るのではなく、マクロを語ること。

つまり業態論の進化仮説を下敷きに、日本の流通の未来を予見し言葉にする。

その意識を第一にしました。

アメリカ通になっても経営コンサルタントとしては意味がありませんし、分析ばかりしても聞き手はつまらないもの。

如何にありありと歴史絵巻から未来予想図まで言葉にして寝させないか？。

ツアーの一週間、正に自己鍛練の日々でした。

毎日、徹夜同然の日日で、最後サンフランシスコでのまとめ講座を語り終わると、心底ほっとしたものです。

それから毎年随分と多くの方に言葉を紡いできました。

大商圏化×最低単価化。その図式を業態化するアメリカ流通業の進化軸は、Amazonの登場で別次元に入っています。

この四半世紀、変態がどんなものであったのか。

今日は語ることにします。

ニューヨークは、肌寒い曇り空が続いていますよ。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。