おはよう。今朝の一言です。
自らの言葉が、この世界の何処かで芽吹き、蕾を持ち、花を開こうとしている。

その実感を胸に抱くことは、この道に生きるものとして深い喜びです。

自分の言葉が芽吹き、一つの企業の幹となりすくすく育ち、花を着ける頃。

その言葉の数々は養分となり分解されまた、この大宇宙へと新たなエネルギーとして放出されていく。

そのエネルギーは、きっとその花をモデルとする何処かの企業の芽へと転生していくことでしょう。

未來へ未來へと。

昨日の永井酒造での、佐藤塾。

永井松美さんの講話を聴きながら、そんな言葉の生成発展、そして輪廻転生を思う時間でありました。

松美さんは最も優秀な私の生徒の一人。

アメリカでツアーをする度に、新しいコースを私の思想に基づいて設計しツアーの中で一番質問を投げ掛ける一人でした。

その時々の言葉も、ツアーで訪ねた先の感慨も、今の永井酒造のそれは見事な展開を魅せる「シンカ」に、そして永井酒造の経営に微細な影響を与えたのではないか。

そう思える一時でした。

私たちの仕事の真を思います。

私たちの思想から放たれた言葉は誰かの思想に響き、新しい思想への導きとなる。

それが形となり咀嚼され、やがて宇宙へと放たれていき、果てしなき流れのなかで新たな命を持った言葉へと、深化していく。

そこに、喜びがあります。

また同時に少しの寂しさも。

初夏の空を眺め、風に吹かれつつ良き時間を過ごせました。
今日は堀の新しい未來を拓くセミナーですね。

しっかり役割に努めます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。