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2025-2-26

今日の一言 2.26

 

おはよう。今朝の一言です。

「砂の器」を如何に語るべきか。
この1ヶ月、様々な視点から思考した時間は、新しい発見に満ちた時間でもありました。

 

中心点を脚本家橋本忍に置くことは、当初から決めていました。
戦後最高のシナリオライターとして羅生門に始まり、生きる、砂の器、日本で一番長い日、八甲田山と、私自身の映画巡りを、
何時も待ち構えているなと思わされていました。

何より「張込み」には、早稲田松竹で観た時に圧倒されました。
始まりからタイトルまでの12分間、横浜から佐賀までの26時間の旅の描写は、
こちらまでへとへとになるほどのリアリズムに溢れていて、これが映像の力かと記憶に刻み込まれたのです。

そう言えば三年前に観た砂の器も、その時に初めて意識した橋本忍脚本。
それから野村芳太郎監督、橋本忍脚本の作品を追いかけていきました。

人間学研究会のコンテンツを考えていた時に、自然と橋本忍が浮かんできた事に、少し自分でも驚きました。

 

私自身にとって、邦画ランキング第一位の砂の器を通して橋本忍を語る。
一つの冒険でしたが、楽しい準備期間でした。

インテリジェンス・クライシスの山場も超えて、思考は人財化へと移ります。

春の気配がその背中を押してくれそうです。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。

 

投稿者: syworks 日時: 2025-2-26 | パーマリンク



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