2025-2-25
今日の一言 2.25
おはよう。今朝の一言です。
上越トンネルを抜けると、そこは早春の里の風景。
越後と上州の違いには田中角栄の「越後の怨念」という言葉が納得性を持ちます。
上越国境の山さえなければ…、いっそ三国峠を爆破して高低差を無くしたら良い。
今にして思えば余りの荒唐無稽さに失笑すら沸くでしょうが、昭和30年代の偽らざる思いでしょう。
更に上州から武州に入れば雪は夢幻の如く消えて、梅の花も満開の風情。
この格差こそ日本の風土の凄みでもあり、ダイナミズムです。
さて今日は「インテリジェンス・クライシス」の山場、人間学研究会「砂の器」です。
昭和49年の公開ですから、正に思春期ど真ん中、16才の時に観た映画を語ります。
あの時の感動と、51年後の今ではそんなものなのでしょう、深みが変わります。
この映画の主題は、父と子の旅。
そこに存在する宿命は確かに、父と息子の葛藤であり何ともできない思い。
その一点に的を絞り、語りたいと思っています。
いずれにしても、後世に残る昭和の映画の一番だと思っています。
16才の視点も思い出しつつ、人間の、親子の宿命を語ることにします。
後方支援、よろしくお願いしますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2025-2-25 | パーマリンク