おはよう。今朝の一言です。
「日本は生活は凄く便利、でも、生きづらい」。
ゲスト講師、アン先生が何時も語る言葉です。

日本人になりたい！、そう思って念願の日本国籍を取得したアン先生。
ところが、その喜びをXに投稿したとたん誹謗中傷の意見に心を悩ますことになります。
一言で言えば、お前は日本人なんかではない、そんな日本人の嫌らしさが詰まった投稿だったとアン先生の話を聞いて感じます。

日本は世界一暮らしやすい、つまり生活に便利な社会を創ったと思います。
もちろんそれは日本人ならではの教養が生み出した世界です。
しかしその結果人生にまで利便性を持ち込もうと考える社会になりました。

人生に、便利な人生などない、あるわけがないのだ。
人生の幸せのピークの結婚も、便利にマッチングアプリで良いのか？。
子育てを便利な保育園だけに委ねて良いのか？。
退職代行会社に退職を委ねて良いのか？。
そんなはずはないと、誰もが心のどこかで思っているはずです。

それを大きな声にできない絶望が、生きにくい日本を創っているととことん思います。
「なっ、退職代行会社を使って退職したら、もうその会社のメンバーとは街角で出会っても挨拶も会話もできない。そんな関係になってしまう」。
そんな切ない時間を生み出して良いのか。

人生とは冒険でありロマンです。
そこには嵐もベタ凪もある。
しかし全てが何時か活きる素晴らしい学びなのだと、言葉を尽くして若者に語る大人になること。
そんな思いがどんどん芽吹いてくれたらと、願っています。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。