おはよう。今朝の一言です。

季節の巡りが一気に加速する瞬間があります。
正に先週の土曜日がそんな一日だったと思います。
薪ストーブに火を入れて、心のスイッチを晩秋へと切り替えました。

小松島界隈でもそうなのですが、先週南魚沼を訪ねた時も蛙が鳴いていて、少し驚きです。
この時期は冬眠前で鳴いている場合でもなく、
ひたすら虫やらなんやらを食べまくらなければならないのです。
あまりの高温に勘が狂ったか、彼女を求めて鳴いているのでしょう。

太陽の黒点異常が影響しているのかもしれません。
おいおい、寂しそうだね？と、蛙に尋ねると一瞬の沈黙の後に、はいはい寂しいのなんのと応えてくれました。
季節の巡りの中で、その年毎の小さな異変は、ふと里心を揺さぶってくれます。

ここ上高地も木々の彩りの浅さに、45年以上重ねてきた記憶を訪ねる晩でした。
ここから一気に変るのだなと目を覚ますと、朝の上高地は気温２度。
晩秋というより初冬の空気感に包まれています。
ダイナミックな季節の巡りは人間の心を詩人にしてくれます。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。