おはよう。今朝の一言です。
９月に入って二日目。三日ぶりに東海道新幹線も平常運転とのニュースに、心の警戒警報を平常に戻すことができました。

東海道新幹線の一日の輸送量は平均43万人強。
370本を運行し、一列車当たりの遅れ時間は、0.2分です。
つまり12秒。
JRのダイヤは15秒単位で組まれていて、結果遅れも秒単位で表現されます。

一昔前、鉄道運行の正確さはドイツと日本が双璧とされました。
ところがドイツの国鉄DBの長距離列車の定時到着率は凡そ55％とのこと。
まさかと眼を疑う数値です。
たしかドイツ国鉄の遅れの定義は６分だったと思いますから、日本のJRとは正確性においてずいぶんと差が開きました。

公共交通機関の正確な運行は、まさにその国の社会資本の本質であると思っています。
時を守り、場を清め、礼を正す。
この三宝こそが国民の資質を表し、社会資本の本質部分であり、公共交通機関の定時運航を可能にするからです。

今回の長期にわたる計画運休と運転制限に面食らったビジネスマンも多かったでしょうし、
夏休みの最後。ドキドキだった子供たちも沢山いたに違いありません。
何が正解か、あとづけで評価すべきではありませんが、気象の変質にともなう運休基準を改めて見直す時だとも思いつつの一週間でした。

これから新幹線で東京へと向かいます。

上半期も残り一月ばかり。
下期に勢いに乗って入ることができるように、視線を未来に向けて、自分の仕事への向き合い方をしっかり見直す時間にしてください。

よろしくお願いしますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。