おはよう。今朝の一言です。

共感性と気づく力。
女性性の時代と発信を続けていますが、デジタル化があらゆる面で進む中で、社会から失われている感性です。

他者に共感する。誰かが悲しければ私も悲しい、誰かが嬉しければ私も嬉しい。
その共感性が、互譲互助を基盤とする日本の国柄を造り上げてきました。
世界中が福祉国家のベクトルに向かう中、本来の日本的感性は強く求められるエネルギーです。

元来日本では、亭主関白に山の神。つまり、女性を神とし男性は人間界の最高位である関白止まり。
女尊の国なのです。

言うまでもなくそれは、女性性が社会の円滑な営みの源であり、互いに助け合う、つまり気づき合う和みの風土の原型だと考えてきたからこそです。
日本人の教養である誰かの迷惑になりはしないかと考え行動する性は、正に気づき合いの中で作られました。

男性は知性を思考のスタートとし、女性は感性をスタートとする。
AIが知の世界を支配する時代の中で、思考の始点を人間だからこその感性に置くこと。
人間の悲しみを知り、人間の真の喜びを常に心に問いかけること。
未来に向けて、人間らしく生きる社会を再構築する為の基盤は、そこに在ると考えています。
女性性の時代と発信する所以でもあります。

日本中、驚嘆すべき猛暑に覆われています。
出張も暑さとの闘いに油断すること無く、健康に留意してくださいね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。