おはよう。今朝の一言です。
アラスカを旅していると、予定どおりの旅は正に奇跡そのもの。
常に頭の中には何通りかの移動手段と、脱出経路は描いています。

もし、暴風雨が接近したら、霧雨がこれ以上濃くなったら。
そんな時にジムからかけられる言葉は、「You decide」。
リーダーである佐藤が決めろと、言われます。

その場からの脱出方法だけではなく、その後のスケジュールとの絡みもある。
瞬間に決めなければ、チャーター機の手配に遅れを取りこの場に取り残される。
でも、まだ熊と一緒にいたい。

様々な思考を巡らすのですが、30年以上のジムとのアラスカ旅は随分と自分自身を鍛えてくれたと思います。
性格的に、非常事態への対応には不向きではなかったでしょうが、やはり鍛えられるものですね。

昨日は出発二時間前の欠航情報に振り回されました。
とはいえ悪天候の翌日にはあるあるの一つです。
そんな時の基準は、より確実に、最短の移動開始、メンバー全体の把握。
この三点がアラスカでもルーティンですし、コンサルタント生活で心がけてきた緊急時対応です。

皆の応援もあって、最短で四万十に入れました。何よりシームレス！。
これが旅の一番の条件ですね。

今朝の四万十は、青空のもと鴬の鳴き声が山々から聞こえてきて、清々しさに、溢れています。

間も無く沈下橋からの朗唱が聞こえてくるでしょう。
しっかり心耳に焼き付けたいと思います。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。