おはよう。今朝の一言です。

夜噺第二期最終回。竜馬がゆくを読了する夜でした。

10代に、人間の生き様には、生きる勇気を与えてくれるエネルギーに満ちている。

その一事を知ったことは、何よりの幸せな事だったと、この歳になって強く思います。

人生には主題がある。自分にもいつかその気づきがやってくる。

その自覚こそ、青春期の扉だったなとも、思うのです。

何回読み返しても、第８巻を読み進めていくと胸が苦しくなっていきます。

１ページ１ページ、ページを捲るスピードは穏やかになり、時に本を閉じ空を見上げる。

半世紀前の自分の姿を思い出しながら、この歳でもそうかと苦笑いしていました。

最後の数ページは嗚咽を噛み殺して読んでいたなと、あの頃の私の側に立ち、肩を抱きしめたい。

そんな気分に改めてなりました。

竜馬がゆく、を読んで数年後、当時は未整備だった脱藩の道を歩いた夜が、今の自分自身にいまだにエネルギーを届けてくれているとも思います。

一つの本の力を親しい方々と共に実感できた夜。有り難い時間でした。

第三期に向けて、また時空への旅の準備をして行きます。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。