おはよう。今朝の一言です。

八甲田山中での、「八甲田山」を鑑賞しながらの勉強会。身に迫るような切迫感と、濃密な空気感に包まれた時間でした。

risk→danger→emergency。それぞれの段階で、リーダーの判断、行動は変わるものです。

予見力、つまり想定し対応するシナリオをいくつ準備できるか。

riskの段階で大切なことは、悲観的シナリオの深さをどこまで突き詰められるかにあります。

危機はどこかの段階で危険＝dangerに変わることがある。その刹那、洞察力が問われます。

人間には直感力が備わっていますが、日々その力を磨くことを意識することも、リーダーの資質です。

観る、察する。その機会をどれだけ意識的に作っているか。

日々の訓練、と言うより楽しみながら積み重ねる中で洞察力は、鍛えられます。

一瞬間を置き、観察し洞察する。その迅速性が生死を分けることにもなります。

emergency、非常事態になったと判断したら、指揮官先頭、一点突破。胆力が問われることになります。

様々な局面局面で、リーダーは意思決定を求められますが、それは正にいつか来るかもしれないemergencyに備えての事なのだと思います。

どれだけのシナリオを準備しつつ生きているか。時に自己点検をしてみて下さいね。

八甲田は、明日は雪になりそうです。では、今日も一日ガンガン学びましょう。