おはよう。今朝の一言です。

一国の国力は経済規模だけで語れるものではありません。

よく発信する事ですが、一人当たりGDPでの国際比較は、労働人口一人当たりに換算すべき時代ですし妥当な為替水準に置き換える必要もあると考えています。

それは、日本の衰退から目をそらす為ではなく、これから世界が直面する少子高齢化や自国通貨防衛という課題に日本は直面しているからです。

課題先進国といわれ続ける日本が、適切に自国の真の課題と向き合うことは、世界にとっても大切なことなのではないか。

果たして資本主義の先にあるヴィジョンはなにか？。

その一つの指針として、common発想があります。

日本には高度な健康保険制度がある。幼児教育の無償化も進んでいる。それを国民所得に換算すればどれだけの額になるのか。

ニューヨークのベテラン弁護士に語りかけられた言葉は、一つの真だと思います。

日本の持つ社会資本の分厚さを思うとき、未来へのシナリオの在り方も違う角度から見えてくる。

昨日はそんな事を、陸上自衛隊高級幹部候補生の方々に伝えました。

未来へのヴィジョン。見据える視座の高さこそ、リーダーシップの本質ですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。