おはよう。今朝の一言です。

果たしてどれだけの遅れで、予定の新幹線が来るのか。相当遅れます、と言われても、その相当とはどの程度の、相当なのか。

無責任なことは言えない、確かにそれも正しい軸ですが、一人一人の人間の人生時間に責任を持っている輸送機関は、確かな予見を示す責任を持つものです。

旅には不確定要素が存在して当たり前です。

アラスカ旅にでかける時に、常に心に戒めることがあります。

第一優先順位は、全員が無事に帰ること。第二に、予定どおりのスケジュールで全員が無事に帰ること、第三に、スケジュールがどうあれ日本に無事に帰ること。

天候が急変するアラスカの原野では、一旦荒天になれば想像を絶する苦難が訪れます。

水上機との約束も、連絡なくキャンセルになります。

いざという時、如何にスケジュールを変えていくか。その決定はすべてリーダーである私に委ねられます。

瞬間瞬間の判断を積み重ねる為には、決定基準を揺るがなく定めておく事。それはリーダーの責任そのものです。

人間、誰もが自分自身のリーダーである以上、非常時にどう行動するのかを定めておく事。大切なことですね。

決定基準を定めているからこそ、予見力を発揮することができます。

立ち止まること、右か左か自己決定能力を失うことが真の危機。改めて、認識した二日間でした。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。