2025-2-13
今日の一言 2.13
おはよう。今朝の一言です。
昨日は夜噺「坂の上の雲」、追加講義でした。
日露戦争が20世紀に及ぼした意味を、他ならぬ日本人が一番理解していないと感じます。
世界最大の陸軍国ロシアと開国から僅か35年ばかりの日本との戦い。
もし日露戦争で日本が負けていれば、この21世紀に至っても白人至上の世界観が中心思想だったでしょう。
何より、日本海海戦の勝利はあらゆる白人優先の世界を大きく転換させる始点になったのです。
艦隊対艦隊の戦いは正に近代技術の攻めぎあい。
近代技術どうしの戦いでした。
そしてパルチック艦隊と日本の連合艦隊との真っ正面からの決戦は、近代戦史史上最初で最後の戦いでした。
その決戦で、日本の連合艦隊は後にも先にもない圧倒的な勝ちを納めました。
バルト海から数千里を越えてきたロシアバルチック艦隊は、たった一日の海戦で跡形もなく消え去りました。
日本の連合艦隊は3隻の水雷艇を失ったのみ。
歴史上、前例のない完全勝利でした。
そして日露戦争の決着もここに決したのです。
更に視点を未来に伸ばせば、ここに白人種と有色人種の平等性への戦いは一気に進むのです。
1907年5月27日。人類の歴史が急展開する局面に、しかもその中枢に日本がいた瞬間でした。
語り継ぐべき歴史がある。
学ばなければいけない歴史がある。
SY人として、とことんその日の意味を
考えて欲しいと願っています。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2025-2-13 | パーマリンク