おはよう。今朝の一言です。

強烈な寒気の襲来が予報されています。天気の動向は様々な要因が関わりますが、

特に注目しているのは偏西風の蛇行です。昨秋から、通常とは違い北極寒気が南下しやすい

形状になっていて、寒い冬と発信する根拠はそこにありました。極端な暖かさと、稀な極寒。

その振幅がこの冬の特徴ですが、今週は様々な変化に敏感に対応できるように心したいですね。

１月25日は、120年間いまだに更新されない日本最低気温を、旭川で記録した日です。マイナス41℃。

その日、1902年1月25日は、八甲田山で青森第五連隊の将兵199人が遭難死した日でもあります。

その世界史に残る遭難事件は、映画「八甲田山」で見事に再現されています。

この映画は、リーダーシップの在り方とリーダーが困難に遭遇した時に陥る、

人間の本性を学ぶことができる、必見の映画の一本です。研修にも応用できると、いまでも思っています。

因みに原作は、新田次郎さんの「八甲田山死の彷徨」。発売は1971年、中学二年の冬に熱中して読みました。

あの冬も、寒い冬だつたと覚えています。最終ページは雪降る鳴子駅で捲ったこと、読み終わるのが残念！、

と思えたことも思い出します。一度手に取る価値がある一冊です。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。